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CT


CT検査とは

CTとはComputed Tomography(コンピュータ断層撮影)の略です。身体の周りからエックス線をあて、体を通過したエックス線情報をコンピュータで解析し、連続した断層写真(輪切りの画像)を得る検査です。最近では、らせん状に連続撮影すること(ヘリカルスキャン)で、全身を一度に検査することも可能です。病変を詳しく診るために腕の静脈からヨード性造影剤という薬を注射しながら撮影することがあります。また、たくさんの薄い断層写真を得ることで、3D画像(立体的な写真)をつくる事も可能です。

検査にかかる時間

通常検査の時間は10分~20分程度です。また、カラダの静止と呼吸を止めていただく時間は、20秒前後です。詳しく診たい場合には、撮影回数を増やしヨード性造影剤を注射する場合がありますので、検査時間が延びることがあります。担当の診療放射線技師にお尋ねください。

検査の様子



禁忌事項:次項に該当する方は、検査ができない場合があります。事前に診療放射線技師にご確認ください。
ペースメーカーや除細動器を装着している(手帳をお持ちください)
妊娠、または妊娠している可能性がある
過去にヨード性造影剤に対する過敏症(吐き気、かゆみ)があった


来院前
造影検査の場合、午前の検査は朝食を、午後の検査は昼食を食べないでください。常用薬をご使用の方は、通常通り飲んでください。

検査前
検査部位にあるアクセサリーなどの金属類、エレキバン、使い捨てカイロなどは外していただきます。検査着に更衣することが必要な場合もあります。スタッフの指示に従ってください。造影検査の場合、喘息、アレルギー(食物、薬など)がある方は申し出てください。

検査中
検査用ベッドに横になり、しばらくすると撮影の合図とともにベッドが移動します。動かないで静かにしていてください。息止めが必要な場合は合図をいたしますのでそれに合わせてください。検査中は担当する診療放射線技師とマイクを通して話しができます。何かあれば声をかけてください。造影剤を使う検査では、お薬の影響で身体が熱く感じますがしばらくすると戻りますので心配しないでください。

検査後
食事等、特に注意していただくことはありません。
造影剤を使用した場合は、水分(お茶、ジュース、水等)をいつもより多くとるようにしてください。お薬は尿になって出ます。検査結果は担当医師から報告します。

※検査や治療の内容によって手順が異なる場合があります。



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