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MRI


MRI検査とは

MRI はMagnetic Resonance Imaging(磁気共鳴画像)の略です。強力な磁石と電波を使って身体の内部の状態を診る検査です。狭いトンネルの中で検査をします。電波をあてて、出てくる信号を読み取り、いろんな方向の断面画像を作ることが出来ます。
検査中、「ドンドン」「コンコン」という大きな音がしますが、磁場の高速切替えのために振動している音です。心配いりませんので、動かないで静かに横になっていてください。
身体を詳しく診るために腕の静脈から、造影剤(ガドリニウム・鉄 製剤)を注射したり内服薬を使用することもあります。
検査室は強い磁力が発生している管理区域です。診療放射線技師の指示に従ってください。


検査にかかる時間

通常の検査時間は20 分~ 30 分程度です。また、身体を動かせない時間は、20 分前後です。
詳しく診る必要がある場合には、撮影回数を増やし造影剤を注射する場合がありますので、検査時間が延びることがあります。
担当の診療放射線技師にお尋ねください。

検査の様子



禁忌事項:次項に該当する方は、検査ができない場合があります。事前に主治医もしくは診療放射線技師にご確認ください。
手術により金属等が体内にある(ペースメーカ※・人工内耳・血管ステント・動脈クリップ・人工関節・歯科インプラント等) ※一部対応可能な物もあります。
高度の閉所恐怖症
刺青、マグネット付き義歯をしている
妊娠または妊娠の可能性がある(造影検査の場合)

以下のものは、取り外しいただきます
ヘアピン、ネックレス、イヤリング、エレキバン、カイロ、入れ歯、指輪、財布等の金属類時計、眼鏡、補聴器、磁気カード類、携帯電話
マスカラ、アイシャドウ、アイライン、ネイルアート、コンタクトレンズ、湿布、ニトロダーム、ニコチネル 吸湿発熱繊維(ヒートテック等)など


来院前
造影検査の場合、午前の検査は朝食を、午後の検査は昼食を食べないでください。常用薬をご使用の方は、通常通り飲んでください。

検査前
検査部位にあるアクセサリーなどの金属類、エレキバン、使い捨てカイロなどは外していただきます。検査着に更衣することが必要な場合もあります。スタッフの指示に従ってください。造影検査の場合、喘息、アレルギー(食物、薬など)がある方は申し出てください。

検査中
検査用ベッドに横になり、しばらくすると撮影の合図とともにベッドが移動します。動かないで静かにしていてください。息止めが必要な場合は合図をいたしますのでそれに合わせてください。検査中は担当する診療放射線技師とマイクを通して話しができます。何かあれば声をかけてください。造影剤を使う検査では、お薬の影響で身体が熱く感じますがしばらくすると戻りますので心配しないでください。

検査後
食事等、特に注意していただくことはありません。
造影剤を使用した場合は、水分(お茶、ジュース、水等)をいつもより多くとるようにしてください。お薬は尿になって出ます。検査結果は担当医師から報告します。

※検査や治療の内容によって手順が異なる場合があります。



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