腹部血管造影検とは
専用の細い管(カテーテル)を動脈に挿入し、その先端を腹部の各臓器の分枝血管に進めて造影剤を注入することにより、診たい臓器の血管を写し出す検査です。
肝臓を栄養している動脈や、腸から肝臓に流れる門脈の流れを連続撮影します。
肝臓を栄養している動脈や、腸から肝臓に流れる門脈の流れを連続撮影します。
腹部血管造影検査の方法
カテーテルを挿入する場所は、主に足の付け根の動脈です。
撮影は、カテーテルに造影剤を注入して、一秒間に数枚の連続した画像を十数秒~二十数秒間撮影します。撮影中は呼吸を止める必要があります。
合図にあわせて息を止めてください。
できるだけおなかを動かさないようにしていただくと、より鮮明な画像を撮ることが出来ます。撮影時は、急速に暖かい造影剤を注入するためにおなかが熱くなります。
撮影は、カテーテルに造影剤を注入して、一秒間に数枚の連続した画像を十数秒~二十数秒間撮影します。撮影中は呼吸を止める必要があります。
合図にあわせて息を止めてください。
できるだけおなかを動かさないようにしていただくと、より鮮明な画像を撮ることが出来ます。撮影時は、急速に暖かい造影剤を注入するためにおなかが熱くなります。

検査の様子
検査にかかる時間

腹腔動脈
検査の目的と内容にもよりますが、30 分~1時間程度です。カラダの静止と呼吸については、適宜に数回指示をします。一回の撮影で息を止める時間は20秒位です。
禁忌事項:次項に該当する方は、検査ができない場合があります。事前に担当医師にご確認ください。
✔発熱、出血傾向、凝固異常、重篤な造影剤過敏症、腎不全
検査前
カテーテルを挿入する部分の体毛を剃ります。検査着を着て、陰部に布を当ててカテーテル挿入部分が不潔にならないようにします。
検査中
カテーテルを挿入する場所を消毒し、カラダ全体に滅菌した大きな布をかぶせます。この上は清潔を保っているので、手などを出すことが出来ません。またカラダを動かさないようにしてください。
局所麻酔の注射をする時に、チクリとした軽い痛みがあります。
撮影の時は、造影剤を数ミリリットル急速に注入します。そのときにおなかが熱く感じますが、一時的なものなので心配しないで下さい。また、なにか不具合なことがございましたら、そばにいる看護師や医師に話をするようにしてください。
局所麻酔の注射をする時に、チクリとした軽い痛みがあります。
撮影の時は、造影剤を数ミリリットル急速に注入します。そのときにおなかが熱く感じますが、一時的なものなので心配しないで下さい。また、なにか不具合なことがございましたら、そばにいる看護師や医師に話をするようにしてください。
検査終了後
検査が終了しカテーテルを抜いたあとは、止血のために十数分圧迫をします。お部屋に戻った後も、ベルトで圧迫したまま数時間ベッド上で安静にしていただきます。
まれにカテーテル挿入部位から出血する場合があります。カテーテル挿入部に急な痛みや腫れを感じたときには病棟スタッフにご連絡ください。
完全に止血されたことが確認されたら歩行が可能になります。
まれにカテーテル挿入部位から出血する場合があります。カテーテル挿入部に急な痛みや腫れを感じたときには病棟スタッフにご連絡ください。
完全に止血されたことが確認されたら歩行が可能になります。
※検査や治療の内容によって手順が異なる場合があります。